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Bosei

低温黒色クロムめっき

低温黒色クロムめっき

高い精度と機能性で、半導体・液晶・光技術関連の装置産業などを中心に、
拡大する黒色表面処理のニーズに応える複合皮膜処理です。
この機能性皮膜を使う事で、商品価値、機能向上が実現できます。

低温黒色クロムめっきの特徴

01薄くて均一

3~5μm程度の薄膜で、電気めっき特有の膜厚分布のバラツキがほとんどありません。そのため、加工精度にそのまま従った形状の仕上がりで、寸法公差を乱す事はありません。

02乱反射防止に最適

色調は艶消し黒色で、光学機器やセンサー等のハレーション防止に最適です。黒染処理や、亜鉛めっきの黒クロメートの様に、色斑の心配もありません。

03錆に強い

薄膜処理の代表とも言える、「黒染処理」と比較すると、数十倍の耐食性を持っています。また、ステンレスに処理をする事で、ステンレスの耐食性を一層向上させる事も可能です。

04剥がれない、割れない

素材が変形する事による、被膜の割れや、剥離はいっさいありません180゜相当の折り曲げも全く問題なし。
スプリング等の駆動部品にも安心してお使いいただけます。

05油の塗布が不要

「黒染処理」の様に、表面に油を塗布する必要が無く、周りを汚したりする事もありません。さらに、 アルコールなどの洗浄液でも剥離し難く、もちろん、油を塗布してお使いいただいても全く問題ありません。

処理の種類

特長 処理名 標準膜厚 内容
精度重視 BLタイプ 1~2μm 電極跡が残り色ムラが出やすくなります。
精密防錆の黒色皮膜です。
低温処理のため、素材への熱変形の影響はありません。
外観重視 Hタイプ 3~10μm
BLタイプを下地として処理を施します。
つや消し黒の色調で、低い光の反射率を有しています。 多くの精密機器・光学系機器等に使用されています。
2FGタイプ 通常の低温黒色クロムメッキです。
2Fタイプに導電性を持たせたものとなります。適度な表面抵抗を持っているため、クリーンルーム内での帯電防止効果があります。
潤滑性重視 2Fタイプ フッ素樹脂(PTFE)との複合皮膜で、耐食性、撥水性、摺動性に優れています。
設備能力・対応素材等 ・処理可能寸法:3,300×800×300 1,200×1,000×300
・対応素材:鉄、ステンレス、銅合金、アルミ他
※ アルミ材の場合は、下地処理として無電解ニッケル(20μm) が必要となります

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